讃岐地人食堂“汐さぎ!庵”は、2011年、11月11日オープンです。

“汐さぎ!庵”は、讃岐の国(香川県)の豊かな風土から生まれる四季折々のお野菜と瀬戸内海の天然の地魚を中心とした地産食材が主役の小さな食堂です。

古来より、食の基本は国内自給で、国内自給の基本は、地産地消である。

末永く『汐さぎ!庵』をご利用いただけましたら、幸いです。

2011年4月13日水曜日

ミモザと菜の花/春と修羅/ひふみよ。




春になり、鮮やかな桜とともに、

ミモザや菜の花やたんぽぽが、あらゆる場所に咲き乱れる。

幸せの色が、多様な状況の中、生活する人達に

少しの安らぎを与えてくれる。

光りの底の、希望と幸せの色‥。

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“心象のはいいろはがねから

あけびのつるはくもにからまり

のはらのやぶや腐食の湿地

いちめんのいちめんの諂国模様

いかりのにがさもまた青さ

四月の気層の光りの底を

唾しはぎしりゆききする

おれはひとりの修羅なのだ”

『春と修羅』一文。宮沢賢治。

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いつも通りの世の中には、善意も策略も、真実も嘘も、

美しさも汚さも、混じっている。

その中で僕らは生きる。

多くの僕らは、計算高く生きてはいない。

多くの僕らは、自分に都合のいいように緊急時を利用しようとは思わない。

けれど、そういう人もいる。

いるのが普通。

後で幻滅しないように、そのことは思い出しておいたほうがいい。

その上で、だ。

あふれる善意を信じたい。

4/11日『町に血が流れる時』ひふみよ。より。

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