讃岐地人食堂“汐さぎ!庵”は、2011年、11月11日オープンです。

“汐さぎ!庵”は、讃岐の国(香川県)の豊かな風土から生まれる四季折々のお野菜と瀬戸内海の天然の地魚を中心とした地産食材が主役の小さな食堂です。

古来より、食の基本は国内自給で、国内自給の基本は、地産地消である。

末永く『汐さぎ!庵』をご利用いただけましたら、幸いです。

2011年1月19日水曜日

『ニッポンの思想』 佐々木敦


本屋で久しぶりに“佐々木敦”の新書(2009年、出版だけれど)を発見し購入。
“浅田彰『”構造と力』から、“宇野常寛”『ゼロ年代の想像力』
(正確には、“東浩紀”『存在論的、郵便的』まで)
までの、日本のメディア向けの言論者(思想家。社会学者)たちの批評分析集。
自分が20代の頃に影響を受けた、“宮台真司”、“福田和也”
(今でも、新書がでれば買う)を
“佐々木敦”がどう解釈するのか?と興味津々となり、3日で読破。
現在、『思想地図β』が、ヒット中の“東浩紀”の一人勝ち論/には、妙に納得‥。
10年代の活動に注目しなくては‥。
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それはまた、結局のところ大袈裟な『理念=理論』でもって『現実=現在』を
どうにかしようと思うのがナンセンスなのであって、目下の「社会」や「世界」を
より善くしたいのなら、もっとある意味では些末で姑息な手法でマイナーチェンジを
はかっていくしかないのだ、という現実主義をも喚起します。
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このネガティブスパイラルを何とかしなくてはならない。
もちろん、そのためにはただコンスタティブに優れた『テクスト=作品=思想』を
書けばいいというわけではない。そんな時代はとうに終わった。
パフォーマティブな「効果」を織り込みながら、
しかしコンスタティブでもある「テクスト」を生産しつつ、
同時に様々な「パフォーマンス」も行っていかなければならない‥。

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